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卒研発表会

2月7日金曜日に卒業研究発表会がありました!なんとか無事に終わることができたのでこうして記事を書いております。

1人当たり発表6分+質疑応答2分というのは今年の初めから分かっていたことですが、最初は「6分も喋れるわけない!」と思っていたのに今では「6分じゃ全然足りない!」と思うようになっており1年間での成長を感じました。自分の研究を初めて聴く人にも分かりやすいようにプレゼンすることのいかに難しいことか。
そして何より怖いのが質疑応答でした。菅野教授以外の教授の方々から自分の研究について質問を受けるわけですが、当然ながら教授はとても賢い方々であり、プレゼンに曖昧な点・書くべきことを書いていない点などがあったりすると容赦ない質問が飛んできます。プレゼンを同期の学生たちと読み合って推敲したり、想定される質問とその回答を考えたりとできる限りの対策は行いましたが、やはり質問の瞬間まで何を聞かれるかわからないのは相当怖かったです。

何はともあれB4の5人全員発表を無事に終えることができて本当に良かったです!これで研究に一区切りつけられたため、しばらくは研究のことは一旦忘れてたくさん遊ぼうと思います!

(文責 河合)

2024年度 第34回ゼミ

1月20日に第34回のゼミを行いました。今回の内容はB4全員の簡単進捗報告と有地先輩の進捗報告です。

最初に市川先輩から進捗報告がありました。有無線での優先度のパターンをいくつか用意し、シミュレーションに成功していました。卒論発表の際の質疑応答でされそうな内容について教授からアドバイスがありました。自分も予想される質問は考えておきたいと思います。

次に河合君から進捗報告がありました。前々から作成している等化器をシミュレーションと実機データで使用していました。シミュレーション上ではうまく動作していそうですが、等化器のパラメータがどういう意味を持つのか、どのような環境を想定したシミュレーションなのか調べておく必要があるそうです。

次に澤田から進捗報告をしました。光ファイバを介した信号の送信をしましたが、マッハツェンダ変調器のバイアス電圧が大きすぎて信号歪みが発生している可能性があるため、電圧を変更しながら波形を確認する必要がありました。卒論にどういったグラフを使うとよいか教授に教えていただいたので実験を進めていきたいと思います。

次に原田君から進捗報告がありました。二台の非同期レーダーの同時起動による干渉雑音の測定を行っていました。特に問題なくデータを取ることができていて、このデータから考察していくようです。卒論に間に合えば、レーダーの同期実験についても行っていくそうです。

次に山下君から進捗報告がありました。SLM系で波面制御ができているかの確認と振動装置の伝送影響を評価していました。今回の評価方法では振動影響の評価が難しいとのことで評価法を見直す必要があるようです。また、SLMが壊れてしまったため卒論では使わないこととなりました。

最後に有地先輩から進捗報告がありました。サブキャリアの性能によって変調方式を変えるプログラムを作成していました。また、オシロスコープが届いていたのでその制御プログラミングを作成し、うまく制御できていました。

今回のゼミは以上となります。来週は卒論提出間近になるので今年度のゼミは今回が最後になります。各々の進捗報告を聞きましたが、余裕のある人はいなそうです。。。ゼミがなくなったところで卒論提出はなくならないので、その分、切磋琢磨して卒論の執筆を頑張りたいと思います!

(文責 澤田) 

2024年度 第33回ゼミ

1月14日に第33回ゼミを行いました!卒論締め切りが近いためB4の発表はなしとなり,今回の内容は有地先輩の論文紹介と間宮先輩の進捗報告です.

まず有地先輩の論文紹介がありました.IM/DD方式(強度変調直接検波,光の強度情報を直接検出する.よって信号は実数かつ負でない必要あり)において活用できる様々なOFDM方式を比較する論文で,DCO-OFDMやACO-OFDM,ADO-OFDM,PAM-DMT,Flip-OFDM,LACO-OFDMの6つのOFDMを比較していました.比較指標はエネルギー効率やPAPR,計算負荷などを用いておりこの場合はLACO-OFDM(振幅によって信号を階層構造に分け,それぞれ別々の情報を送ることで情報効率を高めたACO-OFDM)がバランスが良いと結論付けられていました.

最後に間宮先輩から進捗報告がありました.偏波制御コントローラ用アンプ2種類の動作確認を行い,1つは成功していましたが1つは失敗となっていました.今後は成功した方の偏波コントローラを主に用いる方向で,必要な他の基盤回路も順次作成していくようです.

間宮先輩は以前から回路作成を繰り返し,失敗するたびに原因を考察し,1つずつ失敗の原因を取り除いていく作業を繰り返していました.地道ではありますが研究においてとても大切なことだと思うため,失敗するとすぐ諦めてしまいがちな僕も先輩を見習っていきたいところです.

今回のゼミの内容は以上となります!毎回言っている気がしますが年末ごろから卒論に追われ続けています…今日が目次案の締め切りでなんとか提出はできましたが,おそらく教授からのありがたい赤文字修正が大量に付いて返却されます.そして来週には内容まで含めた卒論初稿の締め切りがあり余裕が全くありません!!ここを耐えきれば晴れて春休みとなるためなんとか頑張り切りたいです.

(文責 河合)

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