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2024年度 第15回ゼミ

9月3日に今年度第15回のゼミが行われました.今回の内容は間宮先輩の進捗報告,有地先輩の研究インターンシッププレゼン(※研究インターンシップ:創造工学課程で行われる,約3ヶ月間の長期インターンシップ)の2つです.

まず最初に有地先輩から研究インターンシッププレゼンがありました.
研究インターンシップは創造工学課程での必修科目で,自分の研究分野に関連した機関で研究活動を行うものとなっています.先輩の研究分野である高速・高信頼な通信についての紹介,また名工大の紹介などについてのプレゼンをインターン先の研究者に対して行うため,その予行練習として今回のプレゼンが行われました.教授からアドバイスを受けてさらなる改善を行うようです.

次に間宮先輩から研究進捗報告がありました.redpitaya(高周波信号を扱える小型コンピュータ)をAPI制御(APIという,異なるソフトウェアやサービスが互いに通信するためのインターフェースを用いて機器を制御すること)し,アンプや偏波コントローラを実装することが今回の目標のようでした.
結果的に実装自体はうまく行ったものの,使用するredpitaya毎に結果が異なるという不思議な事態に遭遇していました.次の目標は結果の差がどこから生まれているのかの原因特定となりそうです.

今回の内容は以上となります.久しぶりのゼミでしたがいつも通りできたので良かったかなと思います!9月末からはB4の卒業研究進捗発表も始まるのでそれまでに発表できるような進捗を産めるといいなと思います、、、

(文責 河合)

オープンキャンパス

8月1日に高校生向けのオープンキャンパスがありました!(自分が高校生だったのももう4年前という事実に驚きを隠せません、、)今回菅野研究室は研究室見学という形でオープンキャンパスに参加しました.

研究室見学では初めに簡単な研究紹介を行い,その後Nintendo Switchを用いて実際に遅延を体験してもらいました.ディスプレイを2枚用意し1枚には通常通り出力,もう1枚には300 msの遅延を付加して出力することで擬似的に通信遅延を体感してもらおう,といった試みでした.
遅延を付加した側ではコントローラーを操作してから0.3秒後に操作が画面に反映されるため,操作がかなり難しくなります(僕も試しに何回かやりましたがガチで難しかったです).ゲームという身近なものを通じて,なかなか良い感じに遅延の重要さを認識してもらえたかなと思います.

この日は計80人ほどの高校生の皆さんに研究室を見学して頂きました.と言っても実は僕はあまり何もしておらず,M1の先輩方にSwitchの配線を組んだりホワイトボードに説明を書いたりなどほとんど全ての準備をして頂きました,ほんとにお疲れさまでした!
来年は僕たちB4が準備することになるので,遅延体験以外にも何か良い案を出せたらなぁと思います.

(文責 河合)

追伸:ちなみにこの記事はスマホで書きました.たまにスマホで講義のレポート書いたりもしますし,パソコンなくてもスマホだけで何でもできる良い時代になったなあと思います.あとはプログラミングさえできるようになれば研究もスマホだけで完結するんですがこれはいつになるんでしょうか.

2024年度 第14回ゼミ

7月22日に第14回のゼミを行いました。今回の内容は、間宮先輩と河合君の論文紹介と安藤先輩の研究進捗報告です!

最初に間宮先輩から、搬送波周波数とサブテラヘルツ帯の搬送波周波数の両方が混ざったた通信システムについての論文紹介がありました。無線伝送の際に、機械学習を用いた伝送信号のイコライザによってデータエラーが少なくなるというのが主な内容でした。機械学習を用途の広さに感心しました。

次に河合君からマルチモードファイバを用いた長距離伝送に関する論文の紹介がありました。CMPというモードをグループ分けし、強制的にモードを変換することで伝搬時間を均等にする手法によって長距離伝送を可能にするという内容でした。著者の企業などを調べることで論文に関する情報が得られることがあることがわかったので、著者を調べることを欠かさないようにしていきたい。

最後に安藤先輩からの研究進捗報告がありました。拡張ボードの認識に苦戦しているようで、様々な解決策を試していました。研究やプログラムの難しさを改めて実感しました。

今回が院試前最後のゼミでした。自分は院試が控えているのでこの期間は院試勉強を頑張ります!

(文責 澤田)

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