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2025年 第7回ゼミ

6月2日に7回目のゼミを行いました。今回の内容は、B4の原田拓弥君とM2間宮君による本・論文紹介と、M1河合君,澤田君による研究の進捗報告でした。

まず、B4原田拓弥君から本紹介がありました。ネットワーク技術の学習書として、仮想環境を構築しながらプロトコルや機器の動作を体験的に学べる内容であり、特にARPやイーサネットなどデータリンク層の基本動作を実際のパケットキャプチャを通じて理解できる構成が特徴でした。

次いで、間宮君から論文紹介がありました。研究内容とよく似た3つのファイバスクイーザによる偏波制御についての論文でしたが、論文の古さによる現技術とのギャップと、”エンドレス”の定義について指摘されていました。

次に、河合君から進捗報告がありました。卒論からの変更点として、シミュレーションと実験においてデータレートやオーバーサンプル倍率などの条件を統一するとともに、イコライザーの係数計算方式を従来のLMSからMMSEへと変更していました。

教授は議論の流れで、定期的に我に返り、目先の事象に囚われることなく本来の研究目的を見失わないことの大切さを説かれていました。常に全体像を意識しながら進める姿勢の重要性は卒論制作の過程でひどく痛感していたため、下の世代にも共有していく必要がある考え方だと共感しました。

最後に、澤田君から進捗報告がありました。卒論で使用していたTone Injectionを改良し、rappモデル増幅器を持いたシミュレーション比較を行うものでした。シミュレーション比較対象の変更などが検討されていました。

今回のゼミは以上になります!ゼミ後には研究室メンバーの集合写真を撮影しました。自分がそっぽ向いていた写真から更新され内心ほっとしています。(写真は画面上部のMembersから見ることができます)

(文責 山下)

2025年度 第6回ゼミ

5月22日に6回目のゼミを行いました。今回の内容は、B4の原田航正君とM1の河合君による本紹介と、M2の有地君と間宮君による研究の進捗報告でした。

まず、原田航正君から論文紹介がありました。紹介した本は光ファイバに関するものあり、各種類の光ファイバについて、構成や特性をまとめていました。実際にどの光ファイバが使われているかなどの質問があり、議論が深まりました。

次に河合君が論文紹介を行いました。紹介した論文は、雑音補正でモード依存利得推定の精度を向上するといったものでした。損失に関する推定は論文中に書いてありましたが、河合君の研究に直結するイコライザーをどのように使ったかは触れられておらず、それに関して更なる調査をすることが課題となっていました。

次に、有地君が進捗報告を行いました。今回はMIMOとMISOを用いたときに、伝送品質が実際に改善するか実験で確かめたという内容でした。MISOのときだけ結果が良くない理由について、先生からたくさんの指摘を受けて検討を重ね、最終的に原因を特定・解決するに至りました。

最後に間宮君が進捗報告を行いました。偏波制御における、処理速度の向上を目的としたFPGAの導入についての報告でした。現在はFPGAの基礎を学びながら、今後の実装に向けて準備を進めている段階でした。

今回のゼミは以上になります!新年度が始まってから2か月弱経ち、新しいメンバー、環境にも慣れてきました。より一層、研究、就活、授業に集中していきたいです。

(文責 伊藤)

2025年度 第5回ゼミ

5月13日に5回目のゼミを行いました。今回の内容は、B4の橋本君による本紹介と、M1山下による研究の進捗報告でした。

まず、橋本君から論文紹介がありました。24GHzレーダーセンサのみを使用した物体追跡手法で、Track-Before-Detect(TBD)とパーティクルフィルタ(PF)を組み合わせた処理により、情報を失わず優れた推定精度を実現するというものでした。参考文献も調査し簡潔にまとめられていました。

次に、山下が進捗報告を行いました。11月の学会発表に向けて、卒業研究で構築した光ファイバ伝送システムを修正し、意図的に軸ずれを発生させての伝送実験を行いました。結果について教授からご助言頂くとともに、学会発表を見据えた研究の方向性を再確認し、今後の進め方を明確にすることができました。

今回のゼミは以上になります!研究、Q1の期末試験、就活が重なり、個人的に多忙な時期を迎えていますが、無理はせず効率よく取り組んでいきたいです。

(文責 山下)

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