投稿者: Shunsuke Ito

2025年度 第19回ゼミ

10月6日に19回目のゼミを行いました。
今回の内容は、B4の橋本君、M1の山下君、市川君による論文紹介、B4の原田拓弥君、M1の伊藤による研究の進捗報告、M1の澤田君によるヨーロッパ遠征の報告でした。

まず、橋本君から論文紹介がありました。内容は、探索用UAVに搭載されたLiDARとカメラを用いて、対象となるUAVを検出するといったものでした。発表後には、論文の結論部分をより整理して説明するようアドバイスがありました。

次に、山下君が論文紹介を行いました。内容は、SLMを使った光位相制御において、4 つのCGH アルゴリズムの性能を、用途別に様々な観点から比較し、最適な手法選択の指針を示すといったものでした。

次に、市川君から論文紹介がありました。内容は、ネットワーク運用において障害が発生したときのリンク負荷を、高速に検証できるツールの提案でした。

次いで、原田拓弥君から研究の進捗報告がありました。内容は、今後の研究で使うことになる通信モジュールを、制御する練習を行ったというものでした。グラフ作成において、何を主張するために書くのか意識するよう指導を受けていました。

次に、伊藤が研究の進捗報告を行いました。内容は、ISM帯周波数について調べ、自身のレーダ研究で使う周波数の候補を新たに探すというものでした。

最後に、澤田君からヨーロッパ遠征の報告がありました。海外の大学との交流会や研究紹介の様子に加え、オーバーブッキングやロストバッゲージといったトラブルのエピソードも印象的でした。

今回のゼミは以上となります。今回から、10月に新しく着任された劉助教授が研究室に参加することになりました。自身とは専門が違いますが、交流を深めていきたいと思います。

(文責 伊藤)

2025年度 第17回ゼミ

9月22日に17回目のゼミを行いました。今回の内容は、B4の有待君、M1の澤田、M2の安藤君による論文紹介、M1の河合君と市川君による研究の進捗報告、M2の安藤君によるタイ遠征の報告でした。

まず、有待君から論文紹介がありました。内容は、高い周波数を受信するため基準信号を生成する新しい手法に関するものでした。

次に、澤田君が論文紹介を行いました。内容は、THz 送信機で発生してしまう非線形歪みに対する補正技術を提案するといったものでした。

次に、安藤君から論文紹介がありました。内容は、波長1310 nm、1550 nmの光を用いるVCSELについて性能を紹介するといったものでした。

次いで、河合君から研究の進捗報告がありました。内容は、MSを用いてFFEやDFEを実装し直すといったものでした。

次に、市川君から研究の進捗報告がありました。内容は、OMNeT上でのシミュレーションの環境づくりを行ったというものでした。

最後に、安藤君からタイ遠征の報告がありました。共同研究先の設備見学や打ち合わせに関する内容でした。

今回のゼミは以上となります。インターンの時期が終わり、後期の始まりが近づいてきました。前期同様、研究生活に没頭していきたいと思います。

(文責 伊藤)

2025年度 第12回ゼミ

7月14日に12回目のゼミを行いました。今回の内容は、B4の橋本君、M1の伊藤、M2の安藤君による推論文紹介、M1の澤田君とM2の有地君による研究の進捗報告、M1の原田君と山下君による工学研究者基盤という授業の英語プレゼンでした。

まず、橋本君から論文紹介がありました。内容は、無人航空機の飛行支援を目的とし、LiDARというセンサデバイスとカメラから得られる障害物情報を融合するというものでした。発表後には、今後の自身の研究のビジョンについても踏まえた先生からのコメントがありました。

次に、伊藤が論文紹介を行いました。内容は、複数のレーダーを用いて対象物を高精度に計測するというものでした。しかし、論文内の実験条件に関して誤解している箇所があり、それが原理的な理解にも関わる重要な点であったことから、再度内容を精査する必要があるという結論に至りました。

次に、安藤君から論文紹介がありました。内容は、GPSとIVN(車載ネットワーク)を用いて車両の速度を取得するというものでした。しかし、全体的に内容が分かりづらく、信頼性に疑問が残る部分も多かったことから、やや信ぴょう性に欠ける論文であるという評価になりました。

次いで、澤田君から研究の進捗報告がありました。内容は、卒論で使用したSCPI制御がAWGで使えないという課題についての取り組みでした。

次に、有地君から研究の進捗報告がありました。内容は、新たに導入されたオシロスコープの制御に取り組んだものの、現時点ではうまく制御できていないというものでした。現在は、さまざまな方法を試しながら解決策を模索している段階とのことでした。

次いで、原田君から英語プレゼンの発表がありました。一部に英語表現の誤りが見られたことが、今回の反省点として挙げられていました。

最後に、山下君から英語プレゼンの発表がありました。プレゼン資料の作成において形式的なミスが見られたことが、今回の反省点として挙げられていました。

今回のゼミは以上となります。前期も終わりが近づいてきました。あと少し、気を引き締めて乗り切っていきたいです。

(文責 伊藤)

2025年度 第10回ゼミ

6月23日に10回目のゼミを行いました。今回の内容は、B4のやりたい研究テーマ発表、B4の原田航正君、原田拓弥君による推薦入試のプレゼン練習、M1山下君とM2安藤君による研究の進捗報告でした。

まず、B4の3名から、各々やりたい研究テーマについて発表がありました。橋本君がLiDARに関する研究、宮本君が可視光通信に関する研究、梅田君が車載通信における光ファイバとSTPの比較の研究を挙げていました。 

次いで、B4原田航正君から推薦入試のプレゼン練習がありました。推薦入試では、研究内容を紹介するプレゼンがあり、その練習をゼミ中に行いました。研究テーマとしては、カメラと無線を組み合わせた相対位置推定システムでした。現在どこまで研究が進んでていて、今後は何を行っていくかといった内容を作るように、アドバイスを受けていました。

次いで、B4原田拓弥君から推薦入試のプレゼン練習がありました。研究テーマとしては、ドローンの制御情報やセンシング情報を同時伝送するための広域・中容量無線システムの開発でした。

次に、山下君から進捗報告がありました。今後の実験手法として、GI型の光ファイバで信号を伝送し、遠方側で得られた光パワー分布をもとに近傍側の光パワー分布を求めて評価する、という流れが適切かどうかを確認していました。また、その変換をどのように実現するかについても検討していました。

最後に、安藤君から進捗報告がありました。SQLデータベースの動作を高速化するため、インデックスやトランザクション処理を導入し、1日分のデータでも高速に取得できることを確認していました。また、GNSS部と車両情報部の小型化や配線の簡略化にも取り組み、実車搭載を見据えた構成の検討を進めていました。

今回のゼミは以上となります。暑さが厳しくなってきましたが、体調に気をつけつつ、引き続き研究に取り組んでいきたいと思います。

(文責 伊藤)

2025年度 第6回ゼミ

5月22日に6回目のゼミを行いました。今回の内容は、B4の原田航正君とM1の河合君による本紹介と、M2の有地君と間宮君による研究の進捗報告でした。

まず、原田航正君から論文紹介がありました。紹介した本は光ファイバに関するものであり、各種類の光ファイバについて、構成や特性をまとめていました。実際にどの光ファイバが使われているかなどの質問があり、議論が深まりました。

次に河合君が論文紹介を行いました。紹介した論文は、雑音補正でモード依存利得推定の精度を向上するといったものでした。損失に関する推定は論文中に書いてありましたが、河合君の研究に直結するイコライザーをどのように使ったかは触れられておらず、それに関して更なる調査をすることが課題となっていました。

次に、有地君が進捗報告を行いました。今回はMIMOとMISOを用いたときに、伝送品質が実際に改善するか実験で確かめたという内容でした。MISOのときだけ結果が良くない理由について、先生からたくさんの指摘を受けて検討を重ね、最終的に原因を特定・解決するに至りました。

最後に間宮君が進捗報告を行いました。偏波制御における、処理速度の向上を目的としたFPGAの導入についての報告でした。現在はFPGAの基礎を学びながら、今後の実装に向けて準備を進めている段階でした。

今回のゼミは以上になります!新年度が始まってから2か月弱経ち、新しいメンバー、環境にも慣れてきました。より一層、研究、就活、授業に集中していきたいです。

(文責 伊藤)

2025年度 第4回ゼミ

4月28日に4回目のゼミを行いました。今回の内容は、B4の有待君による本紹介と、安藤君による研究の進捗報告でした。

まずは有待君による本紹介でした。紹介された本は「設計技術シリーズ ミリ波レーダ技術と設計 車載用レーダやセンサ技術への応用」です。レーダーの性能評価の指標に関する内容など、レーダーの基礎に関するまとめについて発表していました。教授からは分かったこと、分からなかったことをまとめるようにアドバイスがされていました。

続いて、安藤君から研究の進捗報告がありました。自動運転に向けた車載システムについて、システムの概要を決め、検討するといった内容でした。研究の優先順位や、今できることできないことを明確にして、時間を有効的に使う姿勢が感じられました。設置するカメラの個数や保存した写真の扱いに関する質問が寄せられ、それに対し議論が行われていました。

今回のゼミは以上になります!私自身、今年から菅野研究室の新メンバーとして加わり、まだ慣れないことも多いですが、菅野研究室の一員として研究に励んでいきたいです!

(文責 伊藤)