月: 2024年6月

2024年度 第10回ゼミ

6月24日に第10回のゼミを行いました。今回の内容は河合君と間宮先輩の論文紹介,安藤先輩の進捗報告の三つでした。

最初に河合君からDMD(モード間での光路差により生じる,高次モード信号の到達時刻の遅れ)が少ないTMF(2モード光ファイバ)についての論文紹介がありました。ファイバにおける様々なパラメータを設定することでDMDが小さいTMFを作成できるが,そのパラメータが何を示しているのか一つの論文からではわからないところがありました。時間はかかるが参考文献にも目を通すことは重要であると実感しました。

次に間宮先輩から熱電子ボロメータミキサ(HEBM)を用いたテラヘルツ波の短距離無線伝送に関する論文紹介がありました。大気減衰により難しいとされるテラヘルツ波の無線伝送が,広帯域・高感度という特徴をもつHEBMを受信機で使用することで可能になるというものでした。自分の研究もテラヘルツ波が関連してくるので,院試勉強と平行して論文にも目を通したいと思いました。

最後に安藤先輩から進捗報告がありました。時刻同期システムの完成のためポートの増設を目的としていましたがうまくいかなかったため,教授と原因と考えられる要因について議論を交わしていました。

今回は以上となります。論文の内容をすべて理解するにはまだまだ知識が足りないので,勉強を怠らないように頑張りたいです!

(文責 澤田)

2024年度 第9回ゼミ

6月17日に第9回目のゼミを行いました!内容はB4の推薦入試プレゼンテーションの練習と,市川先輩の進捗報告の2つです.

初めにB4の推薦入試受験者のプレゼン練習を行いました.制限時間5分の中で研究背景や研究内容,関連研究などをまとめて発表するのですが,プレゼンに慣れていないこともあり教授から様々な指摘を受けていました.入試まであと2週間ほどあるため,内容のさらなる改善が目標となりそうです.

次に市川先輩の進捗報告がありました.動的ルーティング(=通信のたびに最適な経路を都度指定して情報を送る仕組み)の一種であるOSPF(=Open Shortest Path First,通信コストが最も小さい経路を採用する動的ルーティング)を行うネットワーク回路の構築に挑戦し,その過程で発生したエラーの解消に取り組んでいました.エラーの解消又はOSPF以外の動的ルーティング採用などが今後の目標であり,それに向けて教授と議論を交わしていました.

今回の内容は以上です.B4は院試が近いためプレゼン練習や院試勉強に,M1の先輩方はインターンの準備や研究に日々取り組んでいます.良い結果が出せるよう研究室一丸となって頑張ります!
(文責 河合)

2024年度 第8回ゼミ

6月10日に第8回ゼミを行いました。今回は研究進捗報告、英語プレゼン、本紹介の三つを実施しました。

最初に有地先輩から研究の進捗報告がありました。サンプルレートとシンボルレートのデータへの関係について知ることができました。まだまだ先輩の研究を理解するのが難しと感じるので、知識を増やしていくべきだと感じました。

次に安藤先輩から工学研究者基盤の英語プレゼンがありました。日本語プレゼンで使う〇×が使えないことやスペルミスなど、英語プレゼンの難しさを実感しました。

最後に山下君から「車載ネットワークCAN,CAN FD,LIN,CPXI,Ethernetのしくみと設計のために」という本の紹介がありました。車に使われている様々な車載ネットワークの仕組みについて紹介してくれました。

B4の研究テーマも決まったので院試が終わり次第、先輩方にアドバイスをもらいながら研究を進めていきたいと思います!

(文責 澤田)

2024年度 第7回ゼミ

6月3日に第7回ゼミを行いました!今回のゼミでは主に4つの事柄(写真撮影,英語プレゼン,進捗発表,本・研究紹介)を扱いました.

まず最初に研究室メンバーの集合写真を撮影しました.ゼミのある月曜日が雨天続きであり僕たちB4が研究室に配属されてから2か月近く経ってしまいましたがようやく撮影でき一安心です(写真は画面上部のMembersから見ることができます).

次に有地先輩から工学研究者基盤の英語プレゼンがありました.内容も質問もすべて英語でなかなか難しかったですが,MIMOという比較的有名な通信の仕組みについてのプレゼンだったためなんとかついていくことができたと感じました.

次に間宮先輩から研究進捗についての発表がありました.インターンシップや講義の課題などに追われながらの研究でとても忙しそうでしたが,しっかりと進捗を発表していてすごいと感じました.

次にB4の原田から「ミリ波レーダ技術と設計-車載用レーダやセンサ技術への応用-」という本の紹介がありました.題名通りミリ波レーダー技術についての本で,基本的なパルスレーダーの仕組み説明が主な内容でした.

最後に岡本研のメンバーである長谷部先輩から研究紹介がありました.V2X(vehicle to everything)についての研究であり安藤先輩の車載通信研究ともつながる内容でした.

英語プレゼンや就活をしながらの研究などはおそらく1年後に自分も通る道であるため,今のうちから英語に触れたりマルチタスクに慣れたりなどしてしっかりと研究生活への準備をしていきたいと感じました!

(文責 河合)