投稿者: RyotaroYamashita

2025年度 第3回ゼミ

4月21日に新年度3回目のゼミを行いました。今回の内容は、初回から続いていたM1・M2生による自己紹介・研究紹介の最終回と、M1の伊藤君、市川君による論文紹介です。

まずはM1生3名による自己紹介・研究紹介がありました。昨年度の配属時には聞けなかったような新情報や研究の方向性が語られ、1年を経て仲間としての距離がぐっと縮まったことを実感しました。

続いて、伊藤君から論文紹介がありました。自動車におけるサブテラヘルツ帯レーダーの導入による利点を、実験を通じて検証するものでした。配属されて間もなくの初発表でしたが、研究テーマと関連性の高い適切な論文を選び、自分の意見を持って質問に応対していたのが印象的でした。

最後に、市川君から論文紹介がありました。ネットワークのルーティングに関する論文で、静的なQoS制御手法であるDiffServに対し、動的なWRR(Weighted round robin)を組み合わせることで、DiffServに並ぶ応答性能を実現する提案モデルが紹介されました。卒研発表時に質問された内容について補完する論文のようでした。

今回のゼミは以上になります!年度が替わり、取り巻く環境が一変したことに戸惑いもありますが、新たな研究発表の機会も迫っていることですし、なんとか気持ちを切り換えて研究に集中したいと思います!

(文責 山下)