投稿者: SAWADATaiki

2024年度 第24回ゼミ

11月5日に第24回ゼミを行いました。今回の内容は澤田の論文紹介と市川先輩、有地先輩、河合君からの進捗報告です。

最初に澤田からOFDMのPAPR削減に関する論文を紹介しました。数式が複雑で理解するのに時間がかかりましたが、自分の研究に関わっており非常に参考になった論文でした。教授からも研究にどのようにつなげるのか教えていただいたので、頑張って実装していきたいと思います。

次に市川先輩からの進捗報告がありました。前回と同様、通信路を輻輳させ送受信を行うプログラムの作成を行っていました。エラーは発生していましたが、そのエラーさえ解決できれば大きく進む兆しがありそうです。こうじゃないかという案もいくつか挙げられていたので進捗を実感できているようでした。

次に河合君からの進捗報告がありました。前回の進捗報告でいただいたアドバイスをもとにコードの改善、作成を行っていました。以前作成したフィルタやイコライザよりも良い動作が確認できていましたが、不可解な点もいくつか挙げられていました。またいくつかアドバイスをいただいていたので、それをもとに改善していくようです。

最後に有地先輩からの進捗報告がありました。オシロスコープとAWGの動作確認と伝送実験、波形生成プログラムを作成していました。動作確認や伝送実験はうまくいっているようでしたが、波形生成プログラムに関してと次にやるべきことについて教授からアドバイスをいただいていました。

今回のゼミは以上になります。珍しく朝からで全員集合できるか不安でしたが、無事遅刻、欠席なしで終えることができました。中間発表の日付も決まっていよいよ時間がないので、研究に勤しんでいきたいと思います。

(文責 澤田)

2024年度 第22回ゼミ

10月21日に第22回のゼミを行いました。今回の内容は山下君、間宮先輩の論文紹介と河合君、澤田、安藤先輩の進捗報告です!

最初に山下君からモードチャネル間のモード交換に関する論文紹介がありました。MIMOにも関わってきそうな内容で、偏波ダイバーシティ装置を用いずに二重偏波信号のモード交換を実現するというものでした。多少性能は劣化していましたが、問題なくモード変換が実現していました。

次に間宮先輩から乱気流中でのテラヘルツ通信と赤外線通信の性能劣化の比較についての論文紹介がありました。テラヘルツ波と赤外線による信号を乱気流が再現されたチャンバー内を通過させ、受信するという実験でした。結果としては赤外線通信と比べてテラヘルツ通信は乱流や気温による減衰の影響が少なく、優秀な通信手段となるようでした。

次に河合君から研究の進捗報告がありました。前回と同様に等化器のプログラミングの作成をしていました。フィルタの適用の所で苦戦しているようで、教授から様々なアドバイスを貰っていました。最近は本人もお手上げ状態と言っていましたが、次にやることが明確になっているようでよかったです。

次に澤田から研究の進捗報告をしました。OFDM変調と復調のプログラミングの作成について報告し、教授から多くのアドバイスをいただきました。プログラミングだけでなくOFDMに関する知識をつけることも欠かさないようにしたいです。

最後に安藤先輩から研究の進捗報告がありました。前回のSPI通信の問題の原因が判明し、時刻同期システムの稼働ができるようになっていました。しかし、修正が必要であったためもう少し時間がかかるそうです。11月末までに時刻同期システムの完成を目指しているようです。

今回からB4の進捗報告が2人になって2週間に1回のペースで回ってくるので、できるだけ多くの進捗を埋めるように頑張っていきます!

(文責 澤田)

2024年度 第20回ゼミ

10月7日に第20回のゼミが行われました。今回の内容は澤田と市川先輩の論文紹介、原田君と有地先輩の進捗報告です。

最初に澤田からΔΣ変調用いたTHz伝送についての論文紹介をしました。THz伝送を実装する際にΔΣ変調がキーになってきそうなのでもっと勉強用と思います。他にも論文の内容の理解が足りてない点が何個かあったのでそこを重点的に論文を見直したいと思います。

次に市川先輩からOMNeT++と他のネットワークシュミレーターとの比較に関するを論文の紹介がありました。OMNeT++を比較した際の利点など分かりやすく説明されていました。教授から最新の技術に関する論文を紹介してくれるとよりいいとアドバイスがあったので、自分もこのことを意識して論文紹介をしていきたいと思います。

次に原田君から研究進捗報告がありました。レーダーの動作確認を目標の距離を変えて行い、正しいデータを得ることができていました。複数アンテナの利用やデータの意味などが課題として残っていましたが教授からいろいろなアドバイスをいただいていました。

最後に有地先輩から進捗報告がありました。主にオシロスコープと波形生成器の動作確認で、プログラムを作成しながらうまく動作できていました。オシロスコープで測定する際、まれにエラーが起きるそうなのでその調査が必要なようです。

今回のゼミは以上になります。自分もオシロスコープと波形生成器は制御できないといけないので、プログラミングと並行して中間発表に備えたいと思います。

文責 澤田

2024年度 第18回ゼミ

9月24日に第18回のゼミが行われました。今回の内容は間宮先輩と山下君の論文紹介と河合君と安藤先輩の研究進捗報告です。

最初に間宮先輩から光学集積回路についての実証論文の紹介がありました。薄膜ニオブ酸リチウムによって高速、小型、低損失、低駆動電圧での偏光制御を実現することが主な内容でしたが、所々教授から突っ込みが入った論文でした。自分は途中から内容に追いつけなくなったので、わからなかった単語などを調べておきたいと思います。

次に山下君からディープニューラルネットワーク(深層学習)を用いた光センシングの校正方法についての論文紹介がありました。測定温度範囲が深層学習のトレーニング範囲内であれば高精度の校正が実現したという結果ですが、現状の応用例や実用性について疑問が残る論文でした。

次に河合君の研究進捗報告がありました。まず最小平均二乗誤差判定帰還型等価器の完成を目標に様々なプログラムを作成していました。グラフ結果に間違いが生じていたことが発覚し、見直しが必要になっていました。最初の進捗報告にしては多くの進捗がみられたので自分も見習いたいと思います。

最後に安藤先輩の進捗報告がありました。進捗報告の前にインターンに行った時に得られた知識を共有していただきました。今後に役立ちそうな情報であったので生かしていきたいと思いました。以前から報告されていた問題が解決したようですが、speresenseとの接続が問題となっているようです。

次回は自分の進捗報告がありますが、現段階では進捗が少なすぎるため、できるだけ進捗を埋めるように頑張りたいです。

(文責 澤田)

2024年度 第16回ゼミ

9月9日に第16回のゼミが行われました。今回の内容は澤田、市川先輩からの本・論文紹介と有地先輩の進捗報告です。

最初に澤田から「6G7Gのキーデバイス」の本紹介をさせてもらいました。自分の研究に関する光無線ファイバに関する章があったのでそこを主に紹介しました。教授から他の章で言及されている箇所を比較しながら読むことを勧められたので、それを意識しながら知識を深めていきたいと思います。

次に市川先輩からSDNネットワークにおけるパラメータの分析に関する論文発表がありました。論文内で詳しく言及していないパラメータがあり、教授に前論文などを調べることを勧められていました。

最後に有地先輩から研究進捗報告がありました。2つの変調プログラムの作成と実施をしていました。その変調に関するわかりやすい説明があったので自分も理解できました。

9月末にはB4の進捗報告が入ってくるので自分の研究についての知識を深めていきたいです!

(文責 澤田)

2024年度 第14回ゼミ

7月22日に第14回のゼミを行いました。今回の内容は、間宮先輩と河合君の論文紹介と安藤先輩の研究進捗報告です!

最初に間宮先輩から、搬送波周波数とサブテラヘルツ帯の搬送波周波数の両方が混ざったた通信システムについての論文紹介がありました。無線伝送の際に、機械学習を用いた伝送信号のイコライザによってデータエラーが少なくなるというのが主な内容でした。機械学習を用途の広さに感心しました。

次に河合君からマルチモードファイバを用いた長距離伝送に関する論文の紹介がありました。CMPというモードをグループ分けし、強制的にモードを変換することで伝搬時間を均等にする手法によって長距離伝送を可能にするという内容でした。著者の企業などを調べることで論文に関する情報が得られることがあることがわかったので、著者を調べることを欠かさないようにしていきたい。

最後に安藤先輩からの研究進捗報告がありました。拡張ボードの認識に苦戦しているようで、様々な解決策を試していました。研究やプログラムの難しさを改めて実感しました。

今回が院試前最後のゼミでした。自分は院試が控えているのでこの期間は院試勉強を頑張ります!

(文責 澤田)

2024年度 第12回ゼミ

7月8日に第12回ゼミを行いました!

今回の内容は市川先輩と原田君の本・論文紹介と有地先輩の研究進捗報告です。

最初に市川先輩から論文紹介がありました。内容はネットワークにおける3つの動的プロトコルに関するものでした。動的プロトコルの特徴やそれぞれの良さについてわかりやすくまとめてあり理解することができました。論文の良し悪しの話もあったので、論文の作成時の注意点なども参考になりました。

次に原田君からミリ波レーダについての本紹介がありました。この前の本紹介の続きで、レーダ方程式についての説明が主な内容でした。レーダ方程式の導出にはフリスの伝達公式が必要であり、その導出の方法から説明してくれました。元をたどると非常に複雑な計算になるとのことで、自分も勉強が必要だと感じました。

最後に有地先輩からの進捗報告がありました。データ波形がきれいに見えなかったため、改善策として教授からサンプリングの位置についての指摘がありました。

夏休みまでのゼミが残り少ないので、その機会を大切にしながら院試勉強と研究に関する知識も忘れずにつけていきたいと思います!

(文責 澤田)

2024年度 第10回ゼミ

6月24日に第10回のゼミを行いました。今回の内容は河合君と間宮先輩の論文紹介,安藤先輩の進捗報告の三つでした。

最初に河合君からDMD(モード間での光路差により生じる,高次モード信号の到達時刻の遅れ)が少ないTMF(2モード光ファイバ)についての論文紹介がありました。ファイバにおける様々なパラメータを設定することでDMDが小さいTMFを作成できるが,そのパラメータが何を示しているのか一つの論文からではわからないところがありました。時間はかかるが参考文献にも目を通すことは重要であると実感しました。

次に間宮先輩から熱電子ボロメータミキサ(HEBM)を用いたテラヘルツ波の短距離無線伝送に関する論文紹介がありました。大気減衰により難しいとされるテラヘルツ波の無線伝送が,広帯域・高感度という特徴をもつHEBMを受信機で使用することで可能になるというものでした。自分の研究もテラヘルツ波が関連してくるので,院試勉強と平行して論文にも目を通したいと思いました。

最後に安藤先輩から進捗報告がありました。時刻同期システムの完成のためポートの増設を目的としていましたがうまくいかなかったため,教授と原因と考えられる要因について議論を交わしていました。

今回は以上となります。論文の内容をすべて理解するにはまだまだ知識が足りないので,勉強を怠らないように頑張りたいです!

(文責 澤田)

2024年度 第8回ゼミ

6月10日に第8回ゼミを行いました。今回は研究進捗報告、英語プレゼン、本紹介の三つを実施しました。

最初に有地先輩から研究の進捗報告がありました。サンプルレートとシンボルレートのデータへの関係について知ることができました。まだまだ先輩の研究を理解するのが難しと感じるので、知識を増やしていくべきだと感じました。

次に安藤先輩から工学研究者基盤の英語プレゼンがありました。日本語プレゼンで使う〇×が使えないことやスペルミスなど、英語プレゼンの難しさを実感しました。

最後に山下君から「車載ネットワークCAN,CAN FD,LIN,CPXI,Ethernetのしくみと設計のために」という本の紹介がありました。車に使われている様々な車載ネットワークの仕組みについて紹介してくれました。

B4の研究テーマも決まったので院試が終わり次第、先輩方にアドバイスをもらいながら研究を進めていきたいと思います!

(文責 澤田)

2024年度 第6回ゼミ

5月27日に第6回のゼミを行いました。今回の内容は、工学研究者基盤プレゼンと研究進捗発表、B4のやりたいこと発表です!

最初に間宮先輩から英語で工学研究者基盤のプレゼンがありました。テラヘルツ技術についての理解を深めるとともに、英語での文章の作り方やプレゼンで必要になってくる情報など学ぶことができました。

次に安藤先輩から研究進捗発表がありました。NTPや時刻同期システムのプログラムの詳細についての発表がありました。

最後に原田君と山下君のやりたい研究テーマの発表を行いました。原田君は光センシング、山下君は車載ネットワークについての研究を行いたいとのことでした。

B4のやりたい研究テーマの発表も終わって、院試もだんだんと近づいてきたので院試勉強もぼちぼち始めていきたいと思います!

(文責 澤田)