投稿者: Ryo ARICHI

2023年度 第24回ゼミ

1/9に第24回目のゼミを行いました。今回の内容は、本・論文紹介、研究進捗発表です。

本・論文紹介の発表者は安藤くんで、『Driving Environment Perception Based on the Fusion of Vehicular Wireless Communications and Automotive Remote Sensors』という論文について紹介をしてくれました。この論文は、車両無線通信(V2X)と車載センサの融合による走行環境認識システムの設計と実装についての論文で、特に前方を走行する車との距離の推定について書かれていました。安藤くんは、この論文から研究に活かせそうなところを見つけ出し、きちんとまとめていたので、自分も参考にしようと思いました。

研究進捗発表は間宮くんと有地でした。間宮くんは作成したアンプについての説明と、作成した偏波コントローラーの制御プログラムについての説明をしてくれました。有地はMIMO通信での2つのチャネル間の同期を取るシステムを作成したことについて報告しました。

(文責 有地)

2023年度 第22回ゼミ

12/4に第22回目のゼミを行いました。今回の内容は、本・論文紹介、研究進捗発表です。

本・論文紹介の発表者は間宮くんで、『Experimental Demonstrations of High-Capacity THz-Wireless Transmission Systems for Beyond 5G』という論文について紹介をしてくれました。この論文は、テラヘルツ無線ファイバ拡張のコンセプトをもとにした100Gbpsのリアルタイム短距離無線ファイバ拡張や、500m長距離屋外無線について論文でした。論文の内容を理解するためにその参考文献や、さらにまたその参考文献を読む必要があったり、今読んでいる論文がオリジナルの論文からどのように派生してきているのか考えたりと、自分が論文を読んでいく上でとても参考になりました。

研究進捗発表は安藤くんと市川くんでした。安藤くんはカメラからの画像データをUDP、TCPで送信する際に画像データの一部しか送信されない課題がありましたが、今回それを解決し、画像データとさらにGPSのデータを送信することに成功していました。市川くんは、OmnetのINET Frameworkのなかからネットワークシミュレーションに役立ちそうなフレームワークを発見したことを報告していました。エラーが出ていてまだシミュレーションには取り掛かれていないようでしたが、C++ファイルを読んで試行錯誤していました。

(文責 有地)

2023年度 第20回ゼミ

11/20に第20回目のゼミを行いました。今回の内容は、本・論文紹介、研究進捗発表です。

本・論文紹介の発表者は市川くんで、『5Gシステムにおける異なるQoS要求が混在したフローへの無線リソース割り当て方式の検討』という論文について紹介をしてくれました。この論文は、特定の通信を優先して伝送したり、通信量に制限をかけたりするQoSについて書かれていました。構成されるフローはそれぞれ独自のQoS 要求を持っていて、フローが送信されない可能性があるため、受信可能なユーザーをできるだけ増やすような手法について検討するといった内容でした。論文紹介はほぼA4用紙1枚にまとまっていて、これまでの発表よりも論文を完結に要約できていたので、自分も参考にしようと思いました。

研究進捗発表は間宮くんと有地でした。間宮くんは光信号の偏波状態の解析をするために必要な回路の設計を発表しました。どのような電子部品を使用するのかを間宮くん自身が選び、設計していました。有地はMIMOによるBER特性を計測する際に使用するフィルタの実装を発表しました。設計したフィルタでシンボル間干渉や雑音がカットされていることが確認できました。

来週は卒論中間発表があるので、発表に向けて研究とそのまとめをメンバー全員で頑張ろうと思います。

(文責 有地)

2023年度 第18回ゼミ

11/6に第18回目のゼミを行いました。今回の内容は、本・論文紹介、研究進捗発表です。

本・論文紹介の発表者は安藤くんで、『A Modular In-Vehicle C-ITS Architecture for Sensor Data Collection, Vehicular Communications and Cloud Connectivity』という論文について紹介をしてくれました。これは、OBD2ポート、車載スマートフォンデバイス、またはその他のセンサで収集された車両データのような、車内および車両間のセンサデータを収集するシステムに関する論文です。リバースエンジニアリングを用いて車の状態を観測し、外部へ送信することに成功したそうです。

研究進捗発表は間宮くんと有地でした。間宮くんは光信号の偏波状態の解析をするための計算と、測定機器の構成について発表しました。有地はMIMOによるBER特性の改善の実験に使う機器の雑音レベルの高さについての報告と、それを抑えるために実装したことについての報告をしました。

(文責 有地)

2023年度 第16回ゼミ

10/23に第16回目のゼミを行いました。今回の内容は、本・論文紹介、研究進捗発表です。

本・論文紹介の発表者は市川くんで、『衛星通信/NTNと5G/Beyond 5Gの連携の動向と研究開発の取組み』という論文について紹介をしてくれました。この論文は、5G/Beyond 5Gと衛星通信を含むNTNの連携に関して現在の動向、技術課題、NICTの取り組みの3点について解説するという内容でした。Starlinkや5G/Beyond 5Gなどの国内外での動向や、地上・海、空、宇宙の3次元をシームレスに接続し、各次元を多層化する連携技術の研究開発の取り組みや、その連携を支える電波・光技術のメリット・デメリットや課題について紹介してくれました。

研究進捗発表は間宮くんと有地でした。間宮くんは光信号の偏波状態の解析し、特定の周波数成分を最大化するような手法について発表し、有地はMIMOによるBER特性の改善について報告しました。理論値よりもBERが悪く、原因について研究室の人たちで話し合いました。

(文責 有地)

2023年度 第14回ゼミ

10/10に第14回目のゼミを行いました。今回の内容は、本・論文紹介、研究進捗発表です。

本・論文紹介の発表者は安藤くんで、『自動運転向け車内ネットワークシステムにおけるデータ伝送方式の開発』という論文について紹介をしてくれました。この論文は、自動運転向けの車載ネットワークにEthernetを適応・設計するという内容でした。うまくECUをグループ化することでネットワークの負荷を軽減したり、UDP/IPベースの軽量な時間同期方法を組み合わせたりすることで、必要十分な性能を持つ車載ネットワークを設計できたそうです。車載ネットワークの知識やEthernetのような通信のプロトコルについての知識を総動員させて一つのネットワークを作っていくことの大切さとその難しさを知ることができ、とても参考になりました。

研究進捗発表は間宮くんと有地でした。間宮くんは光信号の偏波状態の解析について発表し、有地はMIMOによるBER特性の改善について報告しました。

(文責 有地)

2023年度 第12回ゼミ

9/25に第12回目のゼミを行いました。今回の内容は、本・論文紹介、研究進捗発表です。

本・論文紹介の発表者は市川くんで、『マスタリングTCP/IP―入門編―』について紹介をしてくれました。プロトコルとは何かについての説明や、プロトコルの階層化についての説明をしてくれました。各階層でどういった機能のデータが送受信されているかは普段意識しなくても通信はできますが、通信の研究を行っていく上で各層について理解することは非常に大切だと思うので参考になりました。

研究進捗発表は間宮くんと有地でした。間宮くんはテラヘルツ信号生成のための光偏波解析についての研究をしていて、有地はファイバー接続トレランスを高めるMIMOマルチモード光ファイバーについての研究をしています。それぞれこの一ヶ月で行った研究の進捗について報告しました。

来週からはいよいよ研究室(学生の実験室)ができるので、研究を本格的に頑張っていきたいです。

(文責 有地)

2023年度 第10回ゼミ

9/12に第10回目のゼミを行いました。今回の内容は、本・論文紹介です。

本・論文紹介の発表者は安藤くんで、『複数回線を冗長併用する通信技術のWebRTC映像伝送への適用と評価』という論文について紹介をしてくれました。この論文は、WebRTCを複数回線で使用することで通信の品質を高めるという内容で、シングルパスのWebRTCの場合はパケットの欠損が1.0%だったのに対し、マルチパスの場合はパケットの欠損が0.014%に抑えられたそうです。論文内には情報系(物理層より上)の知識が必要な箇所が多く、B4のメンバーは改めて情報系の知識の重要さを実感しました。

来週からはゼミに研究の進捗発表の時間ができるので、各自研究を進め、良い成果を報告できるよう頑張りたいです。

(文責 有地)

2023年度 第8回ゼミ

8/28に第8回目のゼミを行いました。今回の内容は、本・論文紹介、研究内容・やりかたについての説明です。

本・論文紹介の発表者は間宮くんで、光偏波解析の手法についての紹介をしてくれました。今回は特定の論文についての紹介ではなく、いくつかの論文の中から光偏波解析の手法についての部分を抜き出しまとめたものを発表してくれました。発表内容は、oSHD送受信器、PINダイオード光受信機、PMDトラッカー、電圧差を利用したPMDトラッカーのそれぞれの装置の仕組みの説明とその比較でした。自分はあまり装置の中身まで考えて実験していませんでしたが、これから自分で新しい技術を開発していくにあたり装置の原理を知ることは非常に重要だと思うので、見習いたいと思いました。

最後に菅野先生に研究内容・やりかたについての説明をしていただきました。B4それぞれの研究テーマについての当面の研究内容とそのやり方について詳しく指導をしていただき、その研究に必要な機器を支給していただきました。

いよいよ本格的に研究をできる環境が整ってきたので、良い成果が出せるように頑張りたいと思います。

(文責 有地)