2024年度 第22回ゼミ

2024年度 第22回ゼミ

10月21日に第22回のゼミを行いました。今回の内容は山下君、間宮先輩の論文紹介と河合君、澤田、安藤先輩の進捗報告です!

最初に山下君からモードチャネル間のモード交換に関する論文紹介がありました。MIMOにも関わってきそうな内容で、偏波ダイバーシティ装置を用いずに二重偏波信号のモード交換を実現するというものでした。多少性能は劣化していましたが、問題なくモード変換が実現していました。

次に間宮先輩から乱気流中でのテラヘルツ通信と赤外線通信の性能劣化の比較についての論文紹介がありました。テラヘルツ波と赤外線による信号を乱気流が再現されたチャンバー内を通過させ、受信するという実験でした。結果としては赤外線通信と比べてテラヘルツ通信は乱流や気温による減衰の影響が少なく、優秀な通信手段となるようでした。

次に河合君から研究の進捗報告がありました。前回と同様に等化器のプログラミングの作成をしていました。フィルタの適用の所で苦戦しているようで、教授から様々なアドバイスを貰っていました。最近は本人もお手上げ状態と言っていましたが、次にやることが明確になっているようでよかったです。

次に澤田から研究の進捗報告をしました。OFDM変調と復調のプログラミングの作成について報告し、教授から多くのアドバイスをいただきました。プログラミングだけでなくOFDMに関する知識をつけることも欠かさないようにしたいです。

最後に安藤先輩から研究の進捗報告がありました。前回のSPI通信の問題の原因が判明し、時刻同期システムの稼働ができるようになっていました。しかし、修正が必要であったためもう少し時間がかかるそうです。11月末までに時刻同期システムの完成を目指しているようです。

今回からB4の進捗報告が2人になって2週間に1回のペースで回ってくるので、できるだけ多くの進捗を埋めるように頑張っていきます!

(文責 澤田)