月: 2025年12月

2025年度 第30回ゼミ

12月22日に30回目のゼミを行いました。今回の内容はB4の原田航正君、原田拓弥君、M2の有地君、間宮君による研究進捗報告でした。

はじめに、B4の原田航正君から進捗報告がありました。RSSIのモデルを使って測距を実施したという内容がメインでした。誤差の評価についてのアドバイスがありました。

次に、原田拓弥君から進捗報告がありました。内容は、Wifi / Im920併用通信の基本制御を実装し、動作確認のため簡易的な実験を行ったというものでした。

次に、M2の有地君から進捗報告がありました。前回同様、新しくきたオシロスコープを使って、各測定をおこなったというものでした。具体的には、サブキャリアごとのBER測定や、OFDMシンボルごとにBER測定をおこなっていました。

次に、間宮君から進捗報告がありました。内容は、BERを測定するプログラムの正しさに関する検証をおこなったというものと、FPGAにおいてスキャン&偏波最適状態での動作停止モジュールを追加したというものでした。

今回のゼミは以上となります。今回のゼミ後に研究室で忘年会を行いました。様々な話で盛り上がり、楽しむことができました。来年以降も研究室生活を楽しみながら、頑張っていきたいです。

(文責 伊藤)

2025年度 第29回ゼミ

12月18日に29回目のゼミを行いました。今回の内容は、河合君による論文紹介、宮本君、梅田君、河合君、安藤君、岡田君の研究進捗報告でした。

まず、河合君から論文紹介がありました。受信側での雑音増幅を抑えるため送信側でも等化を行い、送信フィルタと受信フィルタの最適化を組み合わせることで、2×2 MIMOシステムにおけるNRZ・PAM4信号のBERを同等に保ちながら必要光パワーを1~2 dB低減できることを示していました。

次に、宮本君から進捗報告がありました。4色・1モジュール2ビットのHCC(High Capacity Color)2Dコードについて、エンコード・デコード手法を実装し、撮影画像に対する位置補正や色キャリブレーションを含めて正しく復号できることを確認するとともに、理論的にQRコードと比較して情報容量が大きく向上することを示していました。

次いで、梅田君から進捗報告がありました。980 nm VCSELの光電変換効率について公開データから算出し温度依存性を含めた妥当な値が得られることを確認していました。また、ケーブルのDe-embedding結果から伝送路損失が軽減される傾向を確認していました。

次いで、河合君から進捗報告がありました。ZF-DFE(ゼロフォーシング決定フィードバック等価器)を時間領域で実装し、BPSK変調では等化とBER低下が確認できるところまで動作確認するとともに、将来的には位相を含むチャネル応答を考慮した周波数領域等化の適用可能性についても教授と議論していました。

次いで、安藤君から進捗報告がありました。研究プロジェクトの実地試験を行いつつ、現地でのGNSS(全球測位衛星システム)の位置・時刻精度の調査を行っていました。修論と並行して行われている実地調査であるため、修論の落としどころについても検討・相談を行っていました。

次いで、岡田君から進捗報告がありました。シングルユーザの省電力化を目的として、送信電力最適化を等電力伝送に置き換える際のSIC係数決定を検討し、等電力条件下のBER特性からエラーフロア直前となる5dBが最適であることを示していました。一方で、そのエラーフロアはNLoS環境におけるセルエッジユーザの影響によりSIC係数では低減できないことも説明していました。

今回のゼミは以上になります!風邪で数日を無駄にしてしまい、忙しい時期であるため焦りを感じています。皆さんも体調には十分お気を付けください。

(文責 山下)

2025年度 第28回ゼミ

12月11日に28回目のゼミを行いました。今回の内容はM1の伊藤による論文紹介、B4の有待君、橋本君、M1の原田拓弥君、M2の有地君、間宮君による研究進捗報告でした。

まず、伊藤から論文紹介をしました。内容は、OFDMレーダーの基本原理の元となった論文でした。具体的には、距離を求める手法についての提案をし、それを実際にシミュレーション上で行ったときの結果を従来の手法と比較することで、良さを示したという内容でした。

次に、B4の有待君から進捗報告がありました。内容は光変調器の動作を確認を行い、その後光変調器の半波長電圧の決定のための実験を行ったというものでした。行うことの優先順位についてのアドバイスがありました。

次に、橋本君から進捗報告がありました。内容は、RaspberryPiを用いたときの点群のtopic発信の時間計測やYOLO時間計測を行ったというものでした。

次に、M1の原田拓弥君から進捗報告がありました。内容は、シミュレーション、実機それぞれの進捗となっていました。シミュレーションは、レーダーを放射する対象のモデル作成と、実際にそのモデルに電波を放射したときの伝搬特性を確認するといったものでした。実験は、レーダー信号が生成できているか確認したところ、挙動がおかしかったという内容でした。

次に、M2の間宮君から進捗報告がありました。最急降下法とAdamのFPGA実装が正しく行えているかどうかを確認したというものでした。

次に、有地君から進捗報告がありました。内容は、新しく届いた高性能なオシロスコープを利用して、SISO-DCO-OFDM電気信号に関する測定実験を行ったというものでした。

最後に岡田君から、学会の発表に関する報告がありました。電子情報通信学会、宇宙・航行エレクトロニクス研究会という学会で、レーダーに関する報告が多かったという話があり、私の研究と関連があるため興味を持ちました。

今回のゼミは以上となります。今年もあっという間で、残すところ半月となりました。年末年始はゆっくり過ごせるように、頑張っていきたいです。

(文責 伊藤)

2025年度 第27回ゼミ

12月2日に27回目のゼミを行いました。今回の内容は、山下による論文紹介、B4の原田航正君、原田拓弥君、澤田君、安藤君、岡田君の研究進捗報告でした。

まず、山下が論文紹介を行いました。自由空間光通信とマルチモードファイバを組み合わせたハイブリットリンクにおけるOAMモードの利用有効性を、空間光変調器にて乱流が与える影響を再現することによって評価するものでした。

次に、B4原田航正君から進捗報告がありました。ドローンに搭載されるLEDを用いた測距手法が動作することを確認するとともに、魚眼レンズにより生じる歪みを除去した画像でも適用可能であるかの検証を行っていました。

次いで、B4原田拓弥君から進捗報告がありました。屋外で送受信機を用いた長距離測定を行い、RSSI(受信信号強度)やパケット誤り率の取得と理論モデルとの比較を進めつつ、送信処理や機器の制約条件についても調整や確認を行っていました。

次いで、澤田君から進捗報告がありました。実験装置自動化に向け、機器の遠隔操作環境を整備するとともに、通常と改良後のToneInjectionの比較実験を行っていました。

次いで、安藤君から進捗報告がありました。レンタカー試験により、前回の課題であった十分な受信性能確保を実現するとともに、再設計したカメラケースにより所望角の画像取得が可能であることも確認していました。また、タイでの実地試験に向け、現地での最適な受信衛星の選定を行っていました。

次いで、岡田君から進捗報告がありました。UAVの負荷低減に向けて送信電力最適化の簡約化を検討し、等電力伝送を用いた場合でもビット誤り率やデータレートに大きな影響がなく、演算負荷を抑えつつ十分な性能が確保できることを確認していました。

今回のゼミは以上になります!寒さがいよいよ厳しくなり、本格的な冬の訪れとともに、私たちの天敵ともいえる静電気が気になる季節になりました。相変わらず進捗に追われる日々ですが、まず細心の注意を払い、落ち着いて研究を進めたいと思います。

(文責 山下)