12月11日に28回目のゼミを行いました。今回の内容はM1の伊藤による論文紹介、B4の有待君、橋本君、M1の原田拓弥君、M2の有地君、間宮君による研究進捗報告でした。
まず、伊藤から論文紹介をしました。内容は、OFDMレーダーの基本原理の元となった論文でした。具体的には、距離を求める手法についての提案をし、それを実際にシミュレーション上で行ったときの結果を従来の手法と比較することで、良さを示したという内容でした。
次に、B4の有待君から進捗報告がありました。内容は光変調器の動作を確認を行い、その後光変調器の半波長電圧の決定のための実験を行ったというものでした。行うことの優先順位についてのアドバイスがありました。
次に、橋本君から進捗報告がありました。内容は、RaspberryPiを用いたときの点群のtopic発信の時間計測やYOLO時間計測を行ったというものでした。
次に、M1の原田拓弥君から進捗報告がありました。内容は、シミュレーション、実機それぞれの進捗となっていました。シミュレーションは、レーダーを放射する対象のモデル作成と、実際にそのモデルに電波を放射したときの伝搬特性を確認するといったものでした。実験は、レーダー信号が生成できているか確認したところ、挙動がおかしかったという内容でした。
次に、M2の間宮君から進捗報告がありました。最急降下法とAdamのFPGA実装が正しく行えているかどうかを確認したというものでした。
次に、有地君から進捗報告がありました。内容は、新しく届いた高性能なオシロスコープを利用して、SISO-DCO-OFDM電気信号に関する測定実験を行ったというものでした。
最後に岡田君から、学会の発表に関する報告がありました。電子情報通信学会、宇宙・航行エレクトロニクス研究会という学会で、レーダーに関する報告が多かったという話があり、私の研究と関連があるため興味を持ちました。
今回のゼミは以上となります。今年もあっという間で、残すところ半月となりました。年末年始はゆっくり過ごせるように、頑張っていきたいです。
(文責 伊藤)