2024年度 第28回ゼミ

2024年度 第28回ゼミ

12月2日に第28回ゼミを行いました。今回の内容はB4の中間報告と有地先輩のNICTインターンと間宮先輩のドイツ研究室訪問の報告になります。

最初に市川先輩から中間報告がありました。OMNeT++を用いた研究の現在の動向についてが主な内容でした。今後の展望として改善されたルーティングの実現や評価のグラフ化、実機を用いた検証を目指しているようです。研究の背景を短くまとめたものを書いておくといいとアドバイスをいただいていたので自分も取り入れていきたいと思いました。

次に河合君から中間報告がありました。高速光通信のためのイコライザーを作成し、シミュレーションを行ったという内容でした。実験結果としてはイコライザーがうまく機能しているようでしたが、フィルタのタップ数とBERの関係に問題があったため改善が必要だと報告していました。

次に澤田から中間報告をありました。OFDMの送受信のシミュレーション実験の報告をしましたが、設定パラメータの決定や送受信機の同期などが不十分だったのでプログラムの変更が必要だと実感しました。実験装置の制御も急ぎでやっていきたいと思いました。

次に原田君から中間報告がありました。FMCWレーダーを用いたターゲットの認識についての実験を報告していました。今後は複数のレーダーを使うようですが今回は1つのレーダーでの動作確認を行っていました。距離に対してのSN比が欲しいデータと異なっていたので異なる環境下での実験を行うようです。

次に山下君から中間報告がありました。振動装置による車載環境の再現を主に報告していました。任意に設定した周波数で振動させ、グラフに出力したところその周波数で振動できているようでしたが、机の振動などを加味した実験結果も必要ではないかとアドバイスをいただいていました。

次に間宮先輩のドイツ研究室訪問の報告がありました。思ったよりもトラブルが発生しており海外に行く際の苦労を実感しましたが、多くの学生や教授との交流や観光地も多くあり充実した研究室訪問になったそうです。海外に行くときの教訓みたいなものを書いてくれていたので、もし行く機会があれば参考にしたいと思います。

最後に有地先輩からNICTインターンの報告がありました。多くの研究進捗の他に東京での生活も報告してくれました。研究については実際に光ファイバを用いた伝送実験を行い、多くの結果が得られていました。東京も有地先輩らしい感想と共にたくさん報告してくれました。

今回の中間報告で自分たちの研究の進捗具合が具体的に分かったので、しっかりスケジュールを立てながら研究を進めていきたいと思います。

(文責 澤田)