2024年度 第34回ゼミ

2024年度 第34回ゼミ

1月20日に第34回のゼミを行いました。今回の内容はB4全員の簡単進捗報告と有地先輩の進捗報告です。

最初に市川先輩から進捗報告がありました。有無線での優先度のパターンをいくつか用意し、シミュレーションに成功していました。卒論発表の際の質疑応答でされそうな内容について教授からアドバイスがありました。自分も予想される質問は考えておきたいと思います。

次に河合君から進捗報告がありました。前々から作成している等化器をシミュレーションと実機データで使用していました。シミュレーション上ではうまく動作していそうですが、等化器のパラメータがどういう意味を持つのか、どのような環境を想定したシミュレーションなのか調べておく必要があるそうです。

次に澤田から進捗報告をしました。光ファイバを介した信号の送信をしましたが、マッハツェンダ変調器のバイアス電圧が大きすぎて信号歪みが発生している可能性があるため、電圧を変更しながら波形を確認する必要がありました。卒論にどういったグラフを使うとよいか教授に教えていただいたので実験を進めていきたいと思います。

次に原田君から進捗報告がありました。二台の非同期レーダーの同時起動による干渉雑音の測定を行っていました。特に問題なくデータを取ることができていて、このデータから考察していくようです。卒論に間に合えば、レーダーの同期実験についても行っていくそうです。

次に山下君から進捗報告がありました。SLM系で波面制御ができているかの確認と振動装置の伝送影響を評価していました。今回の評価方法では振動影響の評価が難しいとのことで評価法を見直す必要があるようです。また、SLMが壊れてしまったため卒論では使わないこととなりました。

最後に有地先輩から進捗報告がありました。サブキャリアの性能によって変調方式を変えるプログラムを作成していました。また、オシロスコープが届いていたのでその制御プログラミングを作成し、うまく制御できていました。

今回のゼミは以上となります。来週は卒論提出間近になるので今年度のゼミは今回が最後になります。各々の進捗報告を聞きましたが、余裕のある人はいなそうです。。。ゼミがなくなったところで卒論提出はなくならないので、その分、切磋琢磨して卒論の執筆を頑張りたいと思います!

(文責 澤田)